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広島ラーメンの元祖
ライライテイ
来頼亭
1948(昭和23年)の開店で、広島ラーメンの元祖と言っても過言でない名店
変わらぬ味、そして気取らぬ昔のままのお店。広島ラーメンを語るならまずは来頼亭から


来頼亭の写真 私は、40年来、親子二代でこのラーメンのとりこです。醤油豚骨の伝統の味、いろいろ「先代と味が変わった」とか言うかたもいますが、私が自信もっていいます。変わらぬ不変の美味しさです。がたがた批評するより、60年近く愛され続けるこのラーメンが全てです。

私は、昭和40年父に連れられてここののれんをくぐって40年間ラーメンと言えば来頼亭でした。
先代は大のカープファンで父とカープの話題でいつも盛り上がっていたのを思いだします。
金糸卵は戦後卵がまだ貴重品で高級食材とされていたとき、ラーメン一杯の中の少しの贅沢
として入れてあるとうかがいました。チャーシューもこのスープには絶対に超薄切りが合い、
厚く枚数が少ないより、薄く切り枚数があるほうが豪華に見える、などなど子供心に思い出があります。
今広陵高校は沼田に移転しましたが、以前は今のジャスコのとこにあり、野球で名門で、野球部と思われる
学生さんがダブルを二杯ペロリとたいらげるのを何回も目にしました。当時は広大も千田町にあり、
学生さんの下宿やアパートも近隣にあり、この界隈はとてもにぎわっていました。この店の前を通ると
中からこぼれる美味しい香りに誘われ必ず寄っていました。私は、料理人の道に進み、横浜中華街に
修行に出たわけですが、広島に帰ると必ず立ち寄りました。当時ラーメン店がたくさんできはじめ
このお店より、少しあっさりしたラーメンがはやりはじめ、このお店のラーメンが「くどい、脂濃い」などと
言われ、「先代と味が変わった」とか言われ、おかあさんから「味が変わった?」って聞かれたことが
ありました。でも全く変わらず、「絶対に変わってないよ、変わったのはお客の感覚だよ」って答えたのを
今でも覚えています。今は娘さんとお孫さんでされていますが、予断になりますが、娘さんとは、ほぼ同じ
年齢で、学生時代友達同士で、いくと時々お会いでき、とてもきれいな方で私たちの間ではマドンナ的な
方でした。今でも素敵ですが。お店の内装は確か一度改装されていると思います。以前はカウンターが
少しあったと思います。今のスタイルはもう何十年も変わっていません。ですからすごくホッとします。
器も私の知る限りでは変わっていません。最近いろいろラーメン批評する方がいますが、60年間多くの方に
愛され続けている実績こそ全てだと思います。これからも大切にしたいお店でありラーメンです。



メニュー
中華そば ---- 490円
大中華そば ---- 560円

住   所 広島県広島市南区西翠町3-3
ア ク セ ス 広島駅から広電比治山下経由広島港行きで20分、県病院前電停下車すぐ
T E L 082-253-1701
営 業 時 間 11:00〜15:30、17:00〜20:00(日曜、祝日は11:00〜19:00)
定 休 日 月曜
カ ー ド 不可
駐 車 場 あり
備   考 なし

地図

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